本記事のメイントピックス⇩
①ミツバの各種データ、投資背景と運用状況の紹介
②ミツバの優待制度・優待品の紹介
③ミツバ株式の主観レビュー紹介
※本記事は、筆者の個人的な資産管理・投資記録に基づく記事となります。
特定の金融商品や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断は、ご自身のリスク許容度や目的に応じてお願いいたします。
本記事の要約|ミツバ(7280)の各種情報・株主還元・優待を整理
ミツバ(7280)は、自動車向け電装品を手がけるメーカーです。
私がミツバに投資した主な理由は、株主優待制度で群馬県産品がもらえること、そして
保有株の中で自動車関連セクターを補強したかったことが主な要因となります。
配当利回りだけで見ると高配当株というより、株主優待と事業内容に魅力を感じて保有している
銘柄の位置づけです。
この記事では、ミツバ(7280)の基本情報や私自身の投資理由、更には保有状況、配当金
株主優待制度、そして総合レビューを実際の株式ホルダー目線で紹介します。
【前回の保有株式:TOKAI HDに関するレビュー記事⇩】

ミツバの基本情報|業種・業績・財務推移
①ミツバの基本情報|企業業種と概要
| 項目 | 数値・内容 |
| ①証券コード | 7280 |
| ②市場・業種 | 東証プライム・電気機器 |
| ③株価 | 1,143円/1株 |
| ④時価総額 | 約527.5億円 |
| ⑤予想PER/PBR | 4.57倍/0.48倍 |
| ⑥自己資本比率 | 34.4% |
| ⑦予想配当/予想配当利回り(税引前) | 30円/2.62% |
| ⑧信用格付け | R&I:BBB |
| ⑨ミツバの概要 | ・ミツバは、モーター・電子制御・機構技術を組み合わせた自動車・二輪車向け電装品が中心の独立系部品メーカー。ワイパー関連、スターターモーター、ファンモーター、電動オイルポンプなどが主要製品で、ホンダ系の色合いを持ちながら複数メーカーと取引している。 ・2026年の年初来高値は2,152円、安値は1,052円で、値動きの大きい銘柄でもある。 |
②ミツバの基本情報|業績・財務推移
ミツバの売上高・利益率推移(FY2022~2027予想)
※以下の情報は2026年7月26日時点の各種情報をベースとしたものになります。


| 対象年度/項目 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | EPS: 1株当たり純利益 |
| FY2022 | 2,864.8億円 | 71.9億円 | 0.8億円 | 1.87円 |
| FY2023 | 3,195.0億円 | 67.2億円 | 11.9億円 | 26.49円 |
| FY2024 | 3,441.5億円 | 211.5億円 | 137.4億円 | 293.62円 |
| FY2025 | 3,493.5億円 | 209.3億円 | 118.6億円 | 251.86円 |
| FY2026 | 3,486.0億円 | 239.1億円 | 118.2億円 | 240.19円 |
| FY2027(予想) | 3,400.0億円 | 190.0億円 | 115.0億円 | 233.22円 |
・直近の数年間(2022年~2027年予想)における売上高・利益のポイント整理⇩
⭐営業利益率が2.5%から6.9%へ改善したことが大きな注目点
⇒足元のFY2026では売上高が0.2%減った一方、営業利益は14.2%増えたため
コスト削減や採算改善施策効果が数字に表れている。
・FY2027の会社予想は、売上高2.5%減、営業利益20.5%減、純利益2.7%減と
やや減速傾向の予想。
ミツバのキャッシュフロー推移(FY2022~2026)


| 対象年度/項目 | 営業CF | 投資CF | フリーCF |
| FY2022 | 120.0億円 | ▲68.4億円 | 51.5億円 |
| FY2023 | 296.2億円 | ▲91.7億円 | 204.5億円 |
| FY2024 | 415.1億円 | ▲52.4億円 | 362.7億円 |
| FY2025 | 380.2億円 | ▲68.8億円 | 311.4億円 |
| FY2026 | 286.1億円 | ▲116.8億円 | 169.3億円 |
・直近の数年間(2022年~2026年)におけるキャッシュフロー関連のポイント整理⇩
⭐フリーCFは5期連続で黒字/自己資本比率も19.8%から34.4%まで上昇
⇒財務は明確に改善方向に動いており、FY2026は営業CFが減ったものの、借入金返済を中心に財務CFが▲172.9億円となっており、財務健全化を継続。
・FY2026末の現金・預金は1,035億円、短期借入金と長期借入金の合計は1,377億円。
単純計算のネット有利子負債は約342億円。
ミツバのセグメント分析(FY2026)


| セグメント/項目 | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 |
| 輸送用機器関連 | 3,200.8億円 | 200.8億円 | 約6.3% |
| 情報サービス | 232.9億円 | 30.0億円 | 約12.9% |
| その他 | 52.3億円 | 8.1億円 | 約15.4% |
・ミツバのセグメント別データのポイント整理⇩
⭐輸送用機器が約92%を占めるため、基本的には自動車・二輪車生産に連動する特徴
⇒FY2026では、中国の四輪事業が不振で、中国子会社で約53.8億円の減損損失を計上
・情報サービスはFY2022の134.5億円からFY2026の232.9億円へ増えており
年率約14.7%で成長。規模は小さいが、収益率は高く、将来の稼ぎ頭候補。
ミツバの投資背景と運用状況
ミツバの投資背景
まず、ミツバへの投資背景ですが、下記の背景になります。
- 株主優待制度があり、地域の特産品が頂けるということで、強く興味を惹かれた。
⇒メインの投資背景になります。後に写真付きで優待品を紹介します。 - 自身保有銘柄の弱点セクター:自動車・二輪関連の補強役割を期待した。
⇒輸送用機器関連の売上が全体の90%以上を占めており、自身の自動車・二輪セクターの
強化を考え、投資に至っています。/USS(4732)と似た背景です。
【USS(4732)のレビュー記事はこちら⇩】



ミツバの取引先は、トヨタ・ホンダ・スズキなどの国内自動車メーカーだけではなく
BMW・フォルクスワーゲン・ルノーなどの海外自動車メーカーも含まれており
自身の自動車関連銘柄(セクター)を補強するには、申し分ない銘柄と判断しました。
⭐ミツバの企業としての強みを整理⇩
①事業環境:インドや東南アジア、南米の二輪需要が成長ドライバーになりえる。
②自己資本比率や営業利益率などの指標が回復傾向
③従来の輸送機器関連に加えて、新たな成長期待:情報サービスも頭角を現しつつある
(☝ミツバの企業情報の紹介ページに飛びます)
ミツバの株価・配当推移
次に、ミツバの直近5年間における株価と配当推移を見ていきます。


| 対象年度/項目 | 配当金(1株当たり/税引前) | 配当性向 |
| FY2023 | 3円 | 11.3% |
| FY2024 | 6円 | 2.0% |
| FY2025 | 10円 | 4.0% |
| FY2026 | 25円 | 10.4% |
| FY2027(会社予想) | 30円-予想値 | 12.9%-予想値 |
・ミツバの株価・配当金推移データのポイント整理⇩
①株価の推移
⇒基本的にはFY2022から右肩上がりの傾向。FY2024には1,600円付近まで上昇したが
その後は下落に転じ、直近では1,000円~1,100円近辺で推移
②配当金推移・配当方針
⇒一時は無配であったが、そこから3円、6円、10円、25円、2027年3月期予想30円と
順調に増えている。会社は2031年3月期までに連結配当性向30%水準を目指し、年間配当25円以上を目安とする方針を掲げている。
※「25円以上」は保証ではなく、業績や財務状況を踏まえた目安である点は留意。
実際の運用状況・直近の配当金
26年7月24日の夜間PTS終値ベースでの、運用状況は下記になります。


- 取得単価:965円/株
- 時価評価単価:1,143円/株
- 保有株式数:100株
- 運用損益:(1,143-965)*100=17,800円の評価損益プラス
次に直近の配当金、そのデータを用いた配当利回りになります。


直近の配当入金(税引後)と時価評価単価or取得評価単価を用いた試算⇩
・ミツバの配当金権利月:3月の年1回:期末一括配当
・ミツバの配当金実績:1,993円
・1株当たりの配当金額(税引後):1,993/100株⇒約19.9円/株
⭐1株当たりの利回り(時価単価ベース):19.9/1,143⇒約1.74%
⭐1株当たりの利回り(取得単価ベース):19.9/965⇒約2.06%
※上記はざっくりベースの試算であることをご留意ください。
ミツバの税引き後の配当金利回りは時価単価ベースで約1.7%と、近年増配をしていますが
まだまだ“高配当銘柄”と言えるレベルには当てはまらないと考えています。
⇒個人的には3%付近が高配当銘柄と呼べるラインと捉えています。
ただ私にとって、ミツバの魅力ポイントは配当ではなく、次に紹介する優待品になります。
ミツバの優待品紹介
ミツバの優待品は、①乾麺セット/②日本赤十字社への寄付のどちらかを選べる内容になっています。


⭐ミツバの優待制度におけるポイントチェック⇩
・必要株数:100株(1単元)以上
※1,000株以上の保有でグレードアップする。
⇒基準日となる3月末において、必要株数:100株以上の保有がトリガーとなって
優待品を受け取る権利が付与されます。
・対象優待商品・サービスの内容
・乾麺セット(群馬県産商品)/日本赤十字社への寄付を選択可能。
帰宅が遅い日-時期が多く、プライベート時間が限られている環境に身を置いている
私はパパッと食べられるものにお世話になっています。
乾麺もお世話になっている食品の1つで、それを優待品として、かつ手に取ったことがない
乾麺商品を頂けるのは嬉しいポイントになります。
食材が余っている場合には、日本赤十字社への寄付も選べますので、社会貢献も可能です。
個別株・優待株投資におけるおススメアイテム紹介
株主優待ハンドブック
株主優待銘柄を増やしていくなら、制度内容や権利月を一覧で確認できる本があると便利です。
私自身も優待銘柄を探すときは、配当利回りだけでなく、優待内容・継続保有条件・権利月を
合わせて確認するようにしています。
複利で伸びる1つの習慣
資産形成は、短期的な急騰よりも、毎月の積立・家計管理・振り返りを続けることが大切であると身をもって感じています。"複利で伸びる1つの習慣"は資産形成は勿論、家計管理や日々の
生活ルーティーンなど多面的に役立つ1冊であり、私にとっては人生のバイブルになります。
総まとめ①|ミツバ(7280)の銘柄主観レビュー
ミツバ(7280)の主観レビューを整理・掲載します。




| 項目 | 項目別一言コメント |
| 株価P | 評価益だが、1,600円台を期待 |
| 配当金P | 配当性向を見る限り、増配余地にも期待 |
| 株主優待P | 乾麺セットは多忙な時には嬉しいアイテム |
| 将来期待性P | 情報サービスセグメントの成長に期待 |
| お気に入りP | 優待+今後の還元姿勢に期待 |
元々は優待品特化銘柄の色が強かったですが、近年の自己資本比率・営業利益率の改善や
情報サービスセグメントの成長期待で、自身の輸送機器・自動車関連銘柄(セクター)を
支える銘柄になりつつあると感じるようになっています。
株価や配当金に関しては、自動車関税影響や需要変化など、予測が困難な要素もありますが、
業績が安定的に上向いて来たときは、もう1段ランクアップしてほしいです。
総まとめ②|ミツバ(7280)の強み・弱み、どんな人に向いている?
最後に、ミツバの強み・弱み(リスク)とどんな人に向いている/検討候補になるか?
上記を纏めていきたいと思います。
⭐ミツバの強みポイント再整理⇩
①フリーCFは5期連続で黒字/自己資本比率も19.8%から34.4%まで上昇
②従来の輸送機器関連に加えて、新たな成長期待:情報サービスも頭角を現しつつある
③事業環境:インドや東南アジア、南米の二輪需要が成長ドライバーになりえる。
⭐ミツバの弱み・リスクポイント再整理⇩
①中国四輪事業のリスク:減損損失を計上するなど、先行き不安があり
②輸送用機器依存が強く、自動車生産や半導体供給、為替変動、原材料価格などの影響を
強く受けやすい。
③株価の値動きが大きい/信用格付けもBBBとまだまた財務は改善途中の状況
・ミツバ(7280)が投資検討の余地ある銘柄になりそうな方・ポイント⇩
①株主優待を楽しみつつ、将来の株価成長・増配を気長に待てる方
②自動車関連銘柄を少しでもポートフォリオに組み込みたい方
③景気敏感株、株価のボラティリティが大きい点を受け入れられる方
※最終的な投資判断は、自己責任でお願いいたします。
閑話休題|自身が腹落ちする選択をする
投資に関しては様々な手法、考え方があるのは繰り返し申し上げていますが
結局は自分が納得、腹落ちできるものであれば何でもいいかなと思います。
株価上昇、配当利回り、優待制度などなど…。
背景としては、何が最善、正解であるかは分からないですし、万人にとっての正解もない
正解は人によって異なる、という私自身の考えが存在しています。
また後から見れば、最善と思った選択が間違い、失敗だったケースは多くありますし
それらリスクを回避、ゼロに抑え込むことは正直無理-不可能だと捉えています。
上記に対しては悲観的に捉えず、むしろポジティブに開き直って考えるようにしています。
⇒深く考えても、どうにもならないから、せめて自身が正解だと腹落ちする選択をする
自分の選択がどんな結果になるのか、判明するのは10年、20年、それ以上先かもしれません。
100点ではないが、きっと納得や満足できる結果のはず、そう信じて、今日を過ごしていきます。
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